OPEN HOUSE GROUP
O-EN HOUSE PROJECT
  1. HOME
  2. 記事一覧
  3. 丸ごとSwallows特別版|内山壮真選手 SPECIAL INTERVIEW
丸ごとSwallows特別版|内山壮真選手 SPECIAL INTERVIEW

丸ごとSwallows特別版|内山壮真選手 SPECIAL INTERVIEW

ヤクルト・内山壮真捕手(23)が主軸打者として存在感を放っている。
燕の未来を明るく照らす若きスラッガーが好調の要因や挑戦していること、自分を元気づける「応援メシ」を明かした。

  • 内山壮真

    2002年生まれ、富山県出身。2020年にドラフト3位で入団。
    思い切りの良い打撃が魅力の若手スラッガー。捕手登録ながら外野手も兼任し、攻守ともにチームを支えている。

    2002年生まれ、富山県出身。2020年にドラフト3位で入団。
    思い切りの良い打撃が魅力の若手スラッガー。捕手登録ながら外野手も兼任し、攻守ともにチームを支えている。

——石川・星稜高から入団5年目の今季は主軸打者として活躍。ここまでの戦いを振り返って

成績は昨年までよりもいいので、いい経験ができているのかなと思っています。満足しているわけではないですが、ここまでできているのは一つ成長したのかな。

——飛躍の要因はどう分析している

いろんな要素があります。ウエートトレーニングも例年以上に継続的にやっていますし、バッティング練習もずっと同じルーティンでやるようになった。試合前はピッチャーの特徴も調べる。今はフィジカル面も技術面も充実しています。

——打撃練習のルーティンはどう確立した

今までいろいろ試す中で、これをやると感覚がいいというものがあったので、継続してやるようになりました。それが今のいい感覚につながっていると思います。

——具体的にはどんなルーティンか

早出練習で10-12種類くらいの置きティーをやって、それが終わったら正面からのティーをやります。その後、試合前練習ではトスのティーを5種類くらいやるというのをずっとやっていますね。

——好不調の波が少ないのもその影響

ずっと同じルーティンで練習しているので、感覚の確認ができるようになったというのはあります。あとはフィジカル面も筋量や体重の変化が少なくなり、だいぶ安定してきたので、それも一つの要因だと思います。

——以前、夏は体重が減ると言っていたが、そこも変化してきた

頑張ってご飯を食べて、なんとかキープしているという感じです。

——昨オフには腰の手術をした。フィジカル面で特に意識することは

筋トレは週に1度やって、体重を落とさないようにしていますし、ストレッチなどの体のケアも今まで以上にちゃんとやるようになりました。『きょうはめっちゃ体が重いな』とか『変だな』というのはだいぶ減りましたね。

——トレーニングはどこを重点的にやるのか

下半身がメイン。上半身は少しやって終わるみたいな感じで、下半身はガッツリやっていますね。

——3番を打つことも多い。3番という打順への意識は

そんなに打順は意識していないですが、初回に絶対、打順が回ってくるので、試合に入りやすい感覚はありますね。

——今季は自身初の1試合4安打をマークするなど1打席ごとの集中力が高い。スタメンで出続ける中で確立できたことは

配球とか、試合状況とか、いろいろ考えながら打席に入っています。何の考えもなく打席に入ることが最近は全くないので、それが一つ、集中力につながっているのかなと思います。

——以前はできない部分だった

前は試合に出る間隔が空くこともあったので本当に毎打席、入り込み過ぎていた。今は冷静に考えられているなという感覚があります。

——今、挑戦していることは

野球の研究を頑張っています。アナリストの部屋にいって、ピッチャーの球質や回転軸などいろんなデータがあるので、そのデータの勉強はかなりやっています。

——いつやっている

試合前練習が終わってご飯を食べる前とか、(試合がない)練習日の練習後に暇があったらとか。次の対戦投手のデータを見たり、いろんな話を聞いていて、すごくおもしろいですね。

——米大リーグの打者の映像をよく見ると話していた

最近のブームは鈴木誠也さん(カブス)。YouTube(のおすすめ)でも流れてくるので結構、見ますね。少し前だったらリンドーア(メッツ)もよく見ていました。

——鈴木誠也のどういう部分を見ている

今年は圧倒的に打っているじゃないですか。体の使い方とか、タイミングの取り方とか、雰囲気が好き。(動画を見るときは)ここを見たいとかはないんですよね。ずっと見ている中で似ている感覚がある人を探している感じです。

——内山にとっての「応援メシ」は

お母さんの弁当ですね。高校(石川・星稜高)から寮生活だったので、中学時代に作ってもらっていました。おかずは全部おいしいけど、特に鶏の空揚げが好きでした。ショウガがきいていておいしい。ご飯がすすみます。

——今でも実家に帰ると食べたくなる味

お母さんの料理は本当に何でもおいしい。家に作りに来てほしいくらいおいしいですね。

——神宮のファンの声援は力になる

試合が終わって(グラウンドを通ってクラブハウスに)帰るときもいろんな方が声をかけてくださる。本当に温かいなと思います。

——今後の戦いに向けて。今季目指すものは

数字的にいったら、打率・290、3割を目指したい。OPS(出塁率+長打率)もシーズンが終わったときには・750から・800くらいでいたいなという思いはあるので、そこを目指して頑張りたいなと思っています。

©Sankei Shimbun All rights reserved.

8/20の応燕ハウスナイターで配布される「丸ごとSwallows特別版」の誌面はこちら!

誰かの「かなえたい」を応援したい。

がんばる皆さんの想いに寄り添うサポート活動、
それがO-EN HOUSE PROJECTです。