プロ野球球団にとって、応援の象徴ともいえるマスコットキャラクター(以下、マスコット)。2025年シーズン、12球団のマスコットの中でも、ひときわ輝いたのが「東京ヤクルトスワローズ」のつばみでした。球場の内外で活躍の場がぐんと増えた今シーズン。球団オフィシャルダンスチーム「Passion(パッション)」と共に華麗なダンスを披露したり、試合の進行をサポートしたり、監督や選手を励ましたり……。その愛くるしい「応燕」はスワローズファンのみならず、多くの野球ファンの心をわし掴みにしました。
「挑戦」と「応援」をテーマに掲げる「O-EN HOUSE PROJECT」では今回、そんなつばみにクローズアップ。たくさんの挑戦があった1年間をご本鳥(人)が振り返る、貴重な単独インタビューをお届けします!
(2025年9月に取材)
-
つばみ
「東京ヤクルトスワローズ」のマスコット。1999年4月7日の巨人戦でデビュー。特技はどんなジャンルのダンスでも踊れること。性格は本鳥(人)いわく、「とっても気分屋さん。でもやるときはやる」。家族構成は、どこかを飛び回っている父と母、とても自由な兄・つば九郎。背番号は283(つばみ)。
「東京ヤクルトスワローズ」のマスコット。1999年4月7日の巨人戦でデビュー。特技はどんなジャンルのダンスでも踊れること。性格は本鳥(人)いわく、「とっても気分屋さん。でもやるときはやる」。家族構成は、どこかを飛び回っている父と母、とても自由な兄・つば九郎。背番号は283(つばみ)。
たくさんの「挑戦」があった1年。みんなの笑顔が原動力に
―まずは、つばみさんのお仕事内容を教えてください。
つばみ:スワローズを一番近くで応援するお仕事をしています!

―2025年シーズンは、ホームゲームでの出番が増えたり、ビジターゲームにも帯同したり、新たな「挑戦」がたくさんあった年だったと思います。プレッシャーや葛藤、迷いはありましたか?
つばみ:「ない」といえばウソになりますが、これまで26年やってきた「自信」があるので迷いなどはなかったです。
―ご自身の応援スタイルに変化はありましたか?
つばみ:特に変化はないですが、去年よりも「もっと」という気持ちで取り組んでいます。
―その原動力は何ですか?
つばみ:チーム・ファンみんなの笑顔です。

―2025年シーズンで、特に印象に残っている試合や出来事、選手の言葉などはありますか?
つばみ:4月9日、甲子園での阪神戦です。つばみにとって2025年最初のビジター遠征で、しかも開幕してすぐの「これからがんばっていかないと」という大事なタイミング。さらに初めての甲子園。
珍しく緊張していましたが、声をかけてくれるスタッフさん、つばみを見かけたら手を振ってくれる選手、そしてなによりも石川(雅規)投手の24年連続勝利を見届けられてとてもうれしかったです!
「つばみすと」と一緒に築き上げてきた、つばみらしい「たのしい」応燕
―つばみさんといえば、特技のダンスを生かした応援が印象的です。オリジナリティあふれる応援のアイデアはどのように生まれていますか?
つばみ:まずは、つばみが「たのしい」と思えるかどうかです。つばみがたのしんで応援できないと、ファンのみなさまにもたのしんでもらえないと思っています。
―球場外ではブログではなくInstagramで発信しているのも、つばみさんらしいですね。
つばみ:インスタでは、つばみのかわいさを知ってもらうのはもちろん、スワローズの魅力もより発信できるような写真・内容を心がけています。
―応援する時、「これだけは譲れない」という信念や想いがあれば教えてください。
つばみ:長いシーズン、ずっと同じ気持ちで取り組むというのはやはり難しいことではありますが、誰よりも「チームが好き」「勝ってほしい」という気持ちをつばみは持っていると思っているので、その気持ちをさらに高めていけるようにしています。

―ご自身を「気分屋のお姫様」と称していますが、「やるときはやる」応援のプロフェッショナルとしての情熱はどこから生まれていますか?
つばみ:グラウンドに立つと自然とスイッチが入りますね! ファンのみなさまのおかげです!
―つばみさんのファンには、「つばみすと」というファンネームがありますね。
つばみ:じつは「つばみすと」と名付けてくださったのは、今はお空から応援してくれているとあるファンの方なんです! そんなすてきなつばみすとさんがたくさんいます! 自慢のファンです♡
経験と自信を胸に。さらなる「挑戦=成長(鳥)」を
―「O-EN HOUSE PROJECT」では、「挑戦」と「応援」をテーマに掲げています。つばみさんにとっての「挑戦」とは何ですか?
つばみ:「挑戦=成長(鳥)」だと思っています。最近は、これからもダンスを続けられるように、もっとたくさん踊れる体力づくりに挑戦しています!

―「応援」についても聞かせてください。つばみさんの好きな言葉は「推しは推せるときに推せ!」とのことですが、現在の「推し」はどなたですか?
つばみ:某男性アイドルさんたち(事務所全体)です♡
―「推し」からはどんなパワーをもらっていますか?
つばみ:推しとして応援するだけじゃなく、パフォーマンスなどつばみのお仕事の参考になるところもたくさんあります。つばみにとって「推し事」は、お仕事もプライベートも充実させてくれるものです!

―とても良い循環ですね。2026シーズンは、チームやつばみさんのどんなところに期待してほしいですか?
つばみ:2025年はこれまで以上にマスコットとして経験を積み、さらなる自信をつけることができたので、より成長(鳥)したつばみを見てほしい! そしてチームはいろいろ変化があるかと思いますが、それもたのしんでほしいです!
―最後に、ファンの皆さまにメッセージをお願いします!
つばみ:つばみがここまで元気にたのしくスワローズのマスコットとしてお仕事できているのは、ファンのみなさまのたくさんの「愛」と「かわいい」という声です♡
そんなみなさまにいただいた以上の「愛」と「ありがとう」を伝えたいです!

―ありがとうございました。O-EN HOUSE PROJECTでは、これからもつばみさんの「挑戦=成長(鳥)」を応燕し続けます!
誰かの「かなえたい」を応援したい。
がんばる皆さんの想いに寄り添うサポート活動、
それがO-EN HOUSE PROJECTです。
What We Do