OPEN HOUSE GROUP
O-EN HOUSE PROJECT
  1. HOME
  2. 記事一覧
  3. アーティスト・Mega Shinnosukeさん|『磯山さやかのラジエール』深掘りアフタートーク!
アーティスト・Mega Shinnosukeさん|『磯山さやかのラジエール』深掘りアフタートーク!

アーティスト・Mega Shinnosukeさん|『磯山さやかのラジエール』深掘りアフタートーク!

オープンハウスグループがサポートする、Podcast番組『磯山さやかのラジエール〜みんなのやる気を応援したい〜』(ニッポン放送)。MC磯山さやかさんが毎回、夢に向かって頑張るZ世代ゲストを迎え、「応援」や「挑戦」にまつわるストーリーをお聞きしています。本記事では、番組内では聞ききれなかったアナザーストーリーをご紹介! 第2回目となる今回のゲストは、6月19日に新曲『愛とU』をリリース、7月には「FUJIROCK FESTIVAL’24」にも出演が決定しているアーティスト・Mega Shinnosuke(メガシンノスケ)さんです。

  • 磯山 さやか

    1983年茨城県生まれ。2000年グラビアアイドルとしてデビュー。現在、バラエティやラジオ、ドラマ、映画などマルチに活躍。ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」、フジテレビONE「プロ野球ニュース」などのレギュラーを持つ。6年ぶり最新写真集「and more」(講談社)が好評発売中。

    1983年茨城県生まれ。2000年グラビアアイドルとしてデビュー。現在、バラエティやラジオ、ドラマ、映画などマルチに活躍。ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」、フジテレビONE「プロ野球ニュース」などのレギュラーを持つ。6年ぶり最新写真集「and more」(講談社)が好評発売中。

  • Mega Shinnosuke(メガシンノスケ)

    2000年生まれの23歳。本名。東京生まれ福岡育ち。2019年4月より東京在住。作詞、作曲、編曲、アートワーク、映像、クリエイティブの部分全てをセルフプロデュースで行う。好きな乗り物はダントツで自転車。ドン・キホーテの1万円のママチャリで今日も渋谷センター街を爆走している新世代のアーティスト。

    2000年生まれの23歳。本名。東京生まれ福岡育ち。2019年4月より東京在住。作詞、作曲、編曲、アートワーク、映像、クリエイティブの部分全てをセルフプロデュースで行う。好きな乗り物はダントツで自転車。ドン・キホーテの1万円のママチャリで今日も渋谷センター街を爆走している新世代のアーティスト。

世間が良いと言うもの、音楽理論的に正しいものよりも、自分自身がピュアに「カッコいい」と思うものを作りたい

ー収録お疲れ様でした! いかがでしたか?

Megaさん:楽しかったです。あっという間で、こんなに時間が経ってると思わなかった。

磯山さん:ずーっと喋ってましたね。楽曲やMVから人物像が想像できなくて、意外とおとなしい人なのかなぁと思ったりしていたんですが、そのイメージは吹き飛びました(笑)。

ーMegaさんは、高校3年生の時に『O.W.A.』という楽曲をYouTubeにアップして話題となり、順調に人気を獲得していったように見えますが、つまづいたりすることはありましたか?

Megaさん:たくさんありますね。入ってくる情報が増えれば増えるほど、純粋な感性で判断できなくなるというか。地元の福岡にいた時は「これが良いから、良い!」とシンプルだったのが、上京してからは「これも、これも、これも良いし、結局良いものってなんだろう?」ってなっちゃう感じ。コロナ禍でネット上でしか情報を得られなくなった時は、さらに混乱しましたね。

ートークを聞いていて、Megaさんにとっての挑戦は「自分の好きなことや感覚に正直でいること」のようにも感じました。

Megaさん:そうかもしれないです。「自分ってこうなんだ」って言ったら、誰かがそれを好きになってくれて、その積み重ねでデカいことをやってる感じ。世間はこっちのほうが良いって言うのはわかるんだけど、自分はそうなりたくないからやらないみたいな感覚です。いまだに「俺はアーティストだぞ」みたいな気持ちはないし、音楽やってる=カッコいいと思ってしまったら、本当はダサいものでもカッコいいになっちゃう。正直、王道のコード進行とか、J-POPあるあるの法則の中で作れば誰にだって音楽はできるって思う。だけどやっぱり本当の意味でピュアに、ただカルチャーが好きな自分として「カッコいい」と思うものの中で作っていきたいと思ってます。

磯山さん:自分の気持ちを出すことの大切さに、この年で気づいてるのがすごいですよね。この間友達とも話してたんですけど、20代の頃を振り返って「あの頃って私たち本当に気持ちで動いてたよね」って。大人になると、動く前に頭で考えちゃって「やっぱり無理かも」って思うこともあるし。自分が好きなものとか心地良いものとかを素直に出すのって、簡単なようでとっても難しいけれど、まずは一歩目。大人の一歩目として、「これが好き」って言っていくのは大事だなって思います。

パンクミュージックは聴かなくても、“パンク=反骨精神”は見つけておいたほうがいい

ーMegaさんの音楽活動のきっかけというか、原点になった出来事はありますか?

Megaさん:高校の1個上の先輩がバンドをやってたんですけど、某有名バンドのもろパクリで、MCまでそっくり。でも結構人気だったんです。それで「いや、さすがにこれより良いもの作れるでしょ」って思って作ってみたのがきっかけです。絶対いけると思った。

磯山さん:なんかすごいパンクな感じ(笑)。その先輩のおかげで才能が目覚めたんですね。

Megaさん:パンクマインド、おすすめです(笑)。パンクを聴かなくてもいいんですけど、自分の中の“パンク=反骨精神”が見つかれば、それが原動力になると思います。あとは学校とか、小さいコミュニティーから出たかったのも一つです。音楽をやれば外の世界と繋がれるかもって思って、それで音楽を始めたというのはあるかもしれない。

ーパンク精神の結果、今好きなことができているのがすごいですよね。番組収録中にも、「好きなことを仕事にする難しさ」について、お話がありましたね。磯山さんもすごくうなずかれていましたが、共感する部分がありますか?

磯山さん:そうですね。私は野球が好きでお仕事になったことで、好きだけじゃカバーできないプレッシャーを抱えることもあります。知識をつけなきゃいけないことが増えたりして、好きと仕事のバランスを取るのが難しいというか。Megaさんは、もはやそのあたりのバランスは意識してないですもんね(笑)。

Megaさん:そうですね、今は好きなことができてラッキーみたいな感じ。やることがあってラッキー。暇なほうが辛いですもん。暇ができると酒飲むか、服買うかくらいしかやることがない(笑)。それよりも音楽やってるほうが楽しいです。

『ハイキュー』、やばいっすよ。できそうにないことに挑む姿って、応援したくなる。

ーファンや周りの人達からの声がパワーになることはありますか?

Megaさん:いっぱいありますよ。いろんなこと言ってもらえているから結果、今日も元気って感じです。普通の応援の声ももちろんうれしいけど、ストイックにやってる人から褒められたこととかは、すごい覚えてます。友達にSkaaiっていうラッパーがいて。Skaaiが俺の曲を聴いて「Megaって結構ラップうまいんだね」ってポロッと言ってくれたの、うれしかったな。

ーさりげない感じが良いですね。磯山さんはファンの反応をチェックしますか?

磯山さん:すごい見ますね。特にグラビアは、100%見ている人のために、皆さんが見たい「磯山さやか」に自分の意志を寄り添わせて作っています。だからこの衣装が良かったとか、このカットが好きとかいう言葉をいただけるとと、伝わって良かったなってうれしくなります。次のアイデアに活かすためにもSNSの反応は確認してます。

ー周囲からの応援はやっぱり力になりますよね。Megaさん自身が応援しているものはありますか?

Megaさん:なんだろう……。あ、『ハイキュー!!』って観ましたか? バレーボール部のアニメなんですけど、やばいんですよ。第3シーズンとかもう、気づいたら応援してる。一緒に部活をやってきた気持ちになるんですよ。山口(『ハイキュー!!』の登場人物)がサーブを打つシーンとかもうやばい。ギャップ萌えじゃないですけど、できなさそうなのにできるところが応援したくなりますね。無理そうな状況のほうが燃えます。俺もそうなのかもしれない。できることをずっとやってても面白くないから、難しそうでまだ誰もやってないことをやりたい。

磯山さん:それは楽曲を作る時にも思うんですか?

Megaさん:毎回思います。前作の経験を活かそうとか、同じやり方やルールを使ってやらないようにしていて。それだとやらされてる感が出ちゃうし、絶対カッコよくならないから。

磯山さん:それは芸能界もそうだなぁ。常に新しいことや人と違ったことをやっている人のほうが目に留まりやすい。でもそれを貫くために、「人からはみ出す勇気」はいりますよね。日本人って特にはみ出すことが難しいじゃないですか。でも芸風とかキャラクターとか、自分を貫いている人は楽しんでるなって思います。

Megaさん:俺もまだその過程にいると思います。最近もまた新しいことをやろうと思ったんですけど、マネージャーと話したり、いろんなことを考えたりするうちに、もう少し幅広く聴いてもらえるものを作ろうと少し方向を変えて。僕の場合はこれまでが変だったから、接しやすいものを作ることがむしろ新しくなってしまうという……。でも、それも自分にとっては挑戦です。

好きなことは得意なこと。だから続くし、楽しくなってくる

ー今挑戦している人に向けて、「自分の好きを貫いたほうがいい」とMegaさんがおっしゃっていましたが、好きなことが見つからないという悩みを持っている人も多いと思います。Megaさんなりのアドバイスなどはありますか?

Megaさん:今思ったのは、僕って音楽が得意だから好きなんですよね。もう絶対できるってわかってるし、できるから好き。だから何でも、カッコいいことじゃなくてもいいから、得意なことをやればいいと思います。そしたらたぶん楽しくなってくる。

磯山さん:確かに得意なことは上手にできるから結果が出るし、極めやすいかもしれないですね!

誰かの「かなえたい」を応援したい。

がんばる皆さんの想いに寄り添うサポート活動、
それがO-EN HOUSE PROJECTです。